アトピー改善までの
道のり。
アトピーと向き合い歩んだ6000日
生活習慣改善

アトピー性皮膚炎と化学物質

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日本のアレルギー人口は6千万人と言われています。
国民の2人に1人は何かしらのアレルギーを持っているということです。
 
なぜここまで増加したのでしょうか。

アレルギーの始まり

我々が生活していく上でかかせない身の回りのものには、たくさんの化学物質が含まれています。
衣服、洗剤、排気ガス、塗料、医薬品、保存料や着色料など。
今息をしている空気もそうです。
 
第二次世界大戦以降、世界アレルギー機構や日本アレルギー学会が始まりました。
その背景には様々なアレルギー疾患が増加したことによります。
 

1950年代後半 スギ花粉

第二次世界大戦以降、軽量で加工しやすいスギが植林され、管理維持されてきました。
しかし、高度経済成長とともに価格の安い海外の木材を輸入するようになってから、スギは放置され、花粉を撒き散らし、それに伴いスギ花粉症の発症報告が増えました。
 

1960年代 気管支喘息

高度経済成長と共に、エネルギー源は石炭から石油に、重化学工業が進み、硫黄酸化物を中心とした大気汚染が広域化しました。
その頃から気管支喘息患者が急増しました。
 

1970年代 アトピー性皮膚炎

合成洗剤や農薬、芳香剤など生活の便利さと共に大量に安く生産される商品が増えました。
アトピー性皮膚炎はこの頃から増加しています。
当時は原因もここまで分かっておらず、治療法も確立されていないため、苦しむ方が多かったと聞きます。
 
その後、ステロイド薬がアトピー性皮膚炎の治療に良いとされ、用法用量やガイドラインも定まっていない中でステロイドを使用し続けたことにより副作用が現れ、『ステロイドが怖い薬』だと言われるようになってしまいました。
 
今ではきちんとガイドラインもあり、用法用量を守って使用すればアトピー性皮膚炎に効果的に作用してくれます。
 

1980年代 食物アレルギー

インスタント食品や欧米の食文化(動物性脂肪の多い食生活)、輸入食品、旬がなく年中栽培できる食材など、食の変化による影響から、食物アレルギーが増加します。
1990年代にはアナフィラキシーも増加しました。
 

身近な化学物質と対策

残念ながら現代では、全ての化学物質を避けて暮らすことは難しいでしょう。
そのためアレルギー患者が増え続ける可能性もあります。
特に大気汚染は目に見えませんし、住んでいる以上、空気を吸わないわけにもいきません。
しかし、ちょっとした意識を持つことで、影響をなるべく避けることができます。
 
  • 添加物
    魚介類は極力天然物(養殖は抗生物質など含んだ薬剤の使用可能性も)
    有機栽培、無農薬無添加の野菜を選ぶ
    加工食品などは極力買わない

  • 浄水器を通す、沸騰させてから使用する
  • 洗剤
    合成界面活性剤は極力控える
    柔軟剤は基本的に使用しない
    →柔軟剤はとくに、衣類をふんわり維持する成分が残り、香料が含まれていることも多いです。
  • 排気ガスや大気汚染
    車通りの多い場所でのランニングなどの運動は避ける、極力住まない等

化学物質の排出

これまでに受けたであろう化学物質をうまく排出することはできるのでしょうか。
また、これからどのように意識していけばいいのでしょうか。
 
  • 運動して汗をかき、新陳代謝を高める
    化学物質は体脂肪に蓄積されるため、体脂肪を減らしましょう
  • 緑黄色野菜を多くとる
    解毒にビタミン、ミネラルは必要なため、多めにとる
  • 洗濯物は室内干しにする
  • 芳香剤等は使用しない
  • こまめなそうじ、必要に応じて空気清浄機
  • 水分をきちんと摂取し、血液やリンパ、胃腸の流れをよくする
    尿をきちんと排出することで体内から排泄する
  • 新しい衣類は洗濯してから着る
  • 衣類はオーガニックコットンを意識する

ほんの一例に過ぎませんが、少しずつ意識するだけでも良いです。

始められることから始めていきましょう。

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