アトピー改善までの
道のり。
アトピーと向き合い歩んだ6000日
食生活改善

アトピー改善生活-カフェインとカゼイン

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『アトピーにカフェインは良くない』との噂もあり、昨今ではカフェイン断ちをする人も少なくありません。
何が一体良くないと言われているのでしょうか。

また、『カゼイン』はご存知でしょうか。
遅延型アレルギーの原因としても挙げられることの多いカゼイン。

カフェインやカゼインを本当に控えた方がいいのか、アトピー改善につながる可能性とその理由をここではご紹介していきます。

遅延型アレルギーとカゼイン

グルテンが遅延型アレルギーによりアトピー性皮膚炎の原因となりうることは、

アトピー改善生活-グルテンフリー

でもお伝えしました。
ここでは、カゼインやカフェインも遅延型アレルギーの一つとなっている可能性を考えていきます。

カゼイン

カゼインとは、牛乳や乳製品(チーズなど)に含まれるタンパク質の一種です。
α型カゼイン、β型カゼイン、γ型カゼインに大きく分けられます。

母乳に含まれているカゼインは主にβ型であり、人が消化できるのもβ型と言われています。
一方で、牛乳に含まれるカゼインは主にα型で、一般的に売られている牛乳は、加熱処理により酵素も失活してるため体内で分解できる酵素がなく、より消化しにくくなっているのです。

これらのことから、

  • 牛乳など乳製品の摂りすぎにより、遅延型アレルギーになりやすくなる
  • 腸が炎症を起こしやすくなり、リーキーガット症候群と呼ばれる症状が現れる

などが起こりうるのです。

また、乳酸菌が腸にはいいからとヨーグルトを食べ続けることで、カゼインによるアレルギー反応を起こしていることも考えられます。
判断は難しいところですが、ヨーグルトをやめてみたら体調がなんだかよくなる、ということがあれば控えてみましょう。

リーキーガット症候群

腸は体内に入った栄養素を分解吸収しますが、有害物質などは体内に吸収されないよう働いています。
腸の粘膜が傷つくと、アレルゲンや菌などが吸収されやすくなり、また腸から血中に流れでて全身へ行きわたることで免疫力が低下すると言われています。

それにより現れる不調が、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギーや、腹痛や疲労感など全身にあらわれる様々な症状です。
これをリーキーガット症候群と言います。

リーキーは”漏れやすい”、ガットは”腸”を意味しています。
まだ医学的に認められていない疾患です。

カフェイン

副腎疲労とカフェイン

カフェインはコーヒーやお茶などに含まれる成分の一つです。
副腎から分泌されるコルチゾールの分泌を促進する効果があります。

朝、人は目覚めると副腎からコルチゾールが分泌されますが、コルチゾールはストレスに対応するホルモンのため、日常生活でストレスを感じた時にも分泌されます。

コーヒーが手放せない人は、更にカフェイン摂取によるコルチゾールの分泌が行なわれ、一日中副腎が活動している状態が続いてしまいます。
そうすることで副腎疲労を招くことにつながります。

一方で、カフェインには

  • 自律神経の働きを高める
  • 疲労を和らげる
  • 集中力を高める
  • 脂肪燃焼
  • 老廃物を排出する

など良い効果も認められています。
成人はコーヒーを1日3〜5杯程度までは飲んでも悪影響はないと言われています。
妊婦さんでも禁止まではされていませんね。

コーヒーアレルギー

カフェインは摂りすぎなければアトピー性皮膚炎の悪化にも影響は及ぼさないと言えますが、なかなか改善されない場合はコーヒーアレルギーの可能性もあります。

コーヒーも即時型アレルギーではなく、遅延型アレルギーです。
毎日欠かさず飲んでいる人は、一時的にやめてみることで体の不調が改善する可能性もあります。
体に変化があった場合は遅延型アレルギーが考えられるので、アトピー性皮膚炎改善のためにも、控えた方が良さそうです。

アトピー改善生活-遅延型アレルギー

アトピー性皮膚炎改善とカフェイン・カゼイン

これまで述べたように、

  • カフェイン・カゼインに遅延型アレルギーの可能性がある
  • カフェインの摂りすぎにより副腎疲労を起こしている可能性がある

などの場合は、それぞれを控えることでアトピー性皮膚炎改善の一歩となると考えられます。

しかし、アトピー性皮膚炎の原因や人それぞれ体質は異なります。

健康に悪いからと全く食べないのではなく、たとえ健康に良いものでも過剰摂取は逆にアレルギーを引きおこしたり、栄養バランスの偏りも起こしてしまいます。

全てを鵜呑みにするのではなく、自分自身の体と向き合い、ストレスになるほど過度な制限はせず、可能性を追求してみてください。

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