アトピー改善までの
道のり。
アトピーと向き合い歩んだ6000日
食生活改善

アトピー改善生活-油

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油のとり方を変えたらアトピーが良くなった、という話はもう既にたくさん耳にしている方も多いでしょう。
どうして油でアトピーが改善するのか、どんな油をとったらいいのでしょうか。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

『あぶら』は、下記のように2種類に分かれます。
 
  • 常温で固体(バターやラードなど)動物性の飽和脂肪酸を多く含むもの
  • 常温で液体(サラダ油、オリーブオイルなど)植物性の不飽和脂肪酸を多く含むもの
更に不飽和脂肪酸は、
 
  • オメガ3系脂肪酸(αリノレイン酸)アマニ油、えごま油、青魚など
  • オメガ6系脂肪酸(リノール酸)ごま油、大豆油、コーン油など
  • オメガ9系脂肪酸(オレイン酸)オリーブオイル、紅花油など

に分かれます。
オメガ3とオメガ6は体内で作れないため、必須脂肪酸と言われています。

必須脂肪酸

必須脂肪酸は、

  • 細胞膜の形成
  • 体温調整
  • ホルモンの形成
  • 動脈硬化の予防
  • 表皮の保護

など体にとって必要不可欠な重要な働きを持ちます。
砂糖、カフェイン、アルコールの過剰摂取などにより、必須脂肪酸に悪影響を及ぼします。

油(脂質)の効能

油は三大栄養素の一つ、脂質です。
不足すると、
 
  • 体内の水分が減少し、肌の乾燥や皮膚炎を起こす
  • 脂質ととも吸収される脂溶性ビタミン吸収の低下
  • 動脈硬化
  • エネルギー不足による疲労
  • アレルギーや皮膚炎の発症
  • など様々な不調が引き起こされます。

αリノレイン酸
血中悪玉コレステロールを減少させ、体内でDHA、EPAに代謝されます。
DHAやEPAは、アレルギー物質の抑制、抗酸化作用、動脈硬化予防など体に良い作用をもたらします。
リノール酸
血中コレステロールを下げる効果があります。
オレイン酸
悪玉コレステロールを下げる効果があります。
加熱しても酸化しにくいため加熱調理に向いています。
現代では、ファストフード、お惣菜、お菓子、インスタント食品などほとんどでリノール酸が使用され、摂りすぎています。
オメガ3が不足し、バランスが崩れている状態です。
現代人の理想は、オメガ6系:オメガ3系=2:1が望ましいと言われています。

アトピーと油の関係

リノール酸は、摂りすぎると善玉コレルテロールを減らしてしまいます。
また、リノール酸から合成されるアラキドン酸がアトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギーを引き起こす悪化させると言われています。
一方で、αリノレイン酸から生成されるDHAやEPAは、アレルギー症状の改善が期待できると言われています。

魚を積極的に摂ること、魚を食べない日は、えごま油やアマニ油をとって補うなど、積極的にオメガ3系を摂取していきましょう。

αリノレン酸は酸化しやすいため、加熱調理にむいていません
酸化した油はアトピーにも良くないので、そのままいただきましょう。
魚も、調理をするよりお刺身など生でいただくことをおすすめします。

 
アトピーにはスナック菓子や甘いものなど控えるよう言われることが多いです。
それにはトランス脂肪酸が関わっています。
 
マーガリンやショートニングなどに含まれているトランス脂肪酸は、オメガ6系の油を化学処理で固体化する過程で発生する物質です。
長期にわたり取り続けることで、アレルギーや免疫力の低下心臓病や糖尿病リスクも高まると言われています。
 
 
アトピー性皮膚炎がなかなか治らず、油を意識したことがない方は、一度油を変えてみることで軽減されるかもしれません。
できることから少しずつ、はじめてみましょう。
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